歯のホワイトニングは費用がどれくらいかかる?施術以外にかかる費用も

2025年11月15日(土)

歯のコラム

こんにちは。額田郡幸田町の歯医者「やまもと歯科醫院」です。

ホワイトニングの費用を支払うイメージ

白く輝く歯は、笑顔の印象を大きく左右し、清潔感や若々しさを引き立ててくれる存在です。最近では、歯のホワイトニングに関心を持つ人が増え、美容や身だしなみの一環として取り入れる方も少なくありません。

しかし「ホワイトニングをしてみたいけれど、費用はどのくらいかかるのかわからない」といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか。ホワイトニングには複数の施術方法があり、それぞれにかかる費用や効果、通院頻度などが異なります。

今回は、歯のホワイトニングの費用相場や、施術以外に発生する費用、そして白さを長く保つためのポイントまで詳しく解説していきます。

ホワイトニングとは

歯の色を確認する様子

ホワイトニングとは、専用の薬剤を使って歯の表面や内部に付着した色素を分解し、歯本来の白さを引き出す審美歯科の一種です。

一般的な歯のクリーニングとは異なり、歯自体の色を明るくすることを目的としており、加齢や飲食、喫煙によって黄ばんだ歯を、より明るく見せることができます。

ホワイトニングには、歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、2つを組み合わせたデュアルホワイトニングがあります。

それぞれの方法には、特徴や効果の持続期間、費用に違いがあるため、自分のライフスタイルや目的に合わせて選ぶことが重要です。

ホワイトニングの費用

ホワイトニングにかかる費用のイメージ

ホワイトニングには複数の方法があり、それぞれにかかる費用も異なります。ここでは代表的な3種類のホワイトニングについて、費用の相場とその特徴を解説します。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で専用の薬剤とライトを使って行う施術です。即効性があり、1回の施術でも歯が白くなるのを実感しやすいのが特徴です。施術時間は1回あたり60分〜90分ほどで、忙しい方やイベントを控えている方に選ばれています。

費用は1回あたり2万円〜7万円が相場で、歯科医院によっては複数回のコースが用意されていることもあります。また、使用する薬剤や照射機器によっても価格に差が生じます。

短期間で効果を出したい方には向いているかもしれませんが、色戻りしやすい傾向があるため、定期的なメンテナンスが必要となる場合があります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅で専用のマウスピースと薬剤を使って行う方法です。歯科医院で作成した自分専用のマウスピースに薬剤を注入し、毎日数時間装着することで徐々に歯を白くしていきます。

効果が出るまでに2週間〜1か月程度かかりますが、オフィスホワイトニングに比べて色戻りしにくい点がメリットです。

費用の相場は1万5,000円〜5万円程度で、初回にマウスピース作製費用が含まれます。その後は薬剤のみを追加購入することが可能で、経済的にも続けやすいのが特徴です。自分のペースでホワイトニングを進めたい方には向いているかもしれません。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。短期間で効果を出しつつ、長期間にわたって白さを維持したい方に選ばれています。

歯科医院での施術と、自宅でのケアを組み合わせることで、相乗効果が得られる点が大きな魅力です。

費用の相場は5万円〜10万円程度と、ほかの方法に比べて高額ですが、即効性や持続性が高いとされています。特に結婚式や就職活動など、長期的な印象作りを意識するシーンでは人気の高い選択肢です。

ホワイトニングの施術以外でかかる費用

ホワイトニングのメンテナンスに使用する薬剤

ホワイトニングを行う際には、施術費用以外にも追加で費用がかかる場合があります。ここでは、見落としがちな関連費用について説明します。

カウンセリングの費用

多くの歯科医院では、ホワイトニングを行う前にカウンセリングが行われます。口腔内の状態を確認し、適切な施術方法を選定するために重要なステップです。カウンセリングは無料のところもありますが、有料の場合は1,000円〜3,000円ほどかかります。

クリーニングの費用

ホワイトニングを行う前に、歯の表面の汚れや歯石を除去するクリーニングを行います。これはホワイトニング効果を高めるだけでなく、ムラを防ぐためにも重要な工程です。クリーニングの費用は1回あたり3,000円〜1万円程度です。

特に歯石が多い場合や、着色が強い場合は複数回のクリーニングが必要となることもあり、事前に費用を確認することが大切です。保険が適用される場合もあるので、保険診療と自費診療の違いも確認しておくと安心です。

メンテナンス費用

ホワイトニング後の白さを保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。具体的には、追加のホワイトニング薬剤の購入や、簡易的な再施術が必要になる場合があります。メンテナンスの頻度は個人差がありますが、半年〜1年ごとに1回のペースが一般的です。

費用は5,000円〜2万円程度で、施術の内容や範囲によって異なります。最初のホワイトニングに満足していても、放置しておくと色戻りするため、計画的にメンテナンスを行うことが美しい歯を維持するポイントになります。

歯のホワイトニングの効果を持続させる方法

ホワイトニングを持続させるために丁寧に歯磨きをする女性

ホワイトニングで得た白い歯を長期間保つには、施術後のケアが非常に重要です。ここでは日常生活で意識すべき5つのポイントをご紹介します。

着色しやすい飲食物を控える

ホワイトニング後の歯は、色素が再び付着しやすい状態になっているため、着色性の強い飲食物には注意が必要です。

コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、ソース類などは、歯の表面に色素が沈着しやすいため、頻繁な摂取は避けるのが理想です。特に施術後24〜48時間は色素を吸収しやすいため、なるべく控えるようにしましょう。

また、どうしても飲みたい場合はストローを使って歯に触れないようにする、飲食後に水で口をゆすぐなどの工夫も効果的です。意識的に食生活を見直すことで、白さを長く保つことができます。

正しい方法で歯磨きをする

ホワイトニングの効果を長く保つためには、毎日の歯磨きを丁寧に行うことが不可欠です。歯に過度な力をかけて磨くと、歯の表面が傷つき、着色しやすくなることがあります。柔らかめの歯ブラシを使い、力を入れすぎず優しく磨くのがポイントです。

1本1本の歯に対して丁寧にブラッシングを行い、特に歯と歯の間や歯と歯茎の境目など、汚れがたまりやすい部分を意識して清掃しましょう。歯磨きの回数は1日2〜3回が理想とされており、特に着色しやすいものを食べたあとは早めに歯を磨きましょう。

定期的にクリーニングを受ける

歯科医院での定期的なクリーニングは、ホワイトニング後の歯の白さをキープするうえで大きな役割を果たします。

歯の表面には日々の食事や喫煙などによって微細な汚れが蓄積され、次第に着色の原因となります。プロの手によるクリーニングでは、セルフケアでは取り切れない汚れや歯石を除去し、ホワイトニングの効果をより長持ちさせることができます。

一般的には3ヶ月〜6ヶ月に1回のペースで通うのが理想的です。定期的にチェックを受けることで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

フッ素入り歯磨き剤を使用する

ホワイトニング後は一時的に知覚過敏の症状が現れることがあり、歯の表面もデリケートな状態です。そのようなときは、フッ素配合の歯磨き剤を使うことで、歯質の強化と虫歯予防が期待できます。

フッ素には、歯の再石灰化を促進する働きがあり、初期の虫歯を防ぐだけでなく、歯の表面を保護する効果もあります。ホワイトニング直後は研磨剤の少ない低刺激の歯磨き剤を選び、毎日のケアに取り入れましょう。

喫煙を控える

タバコに含まれるタールは、歯の表面に強く付着しやすく、ホワイトニングで得た白さを短期間で損なう大きな原因です。喫煙を続けることで、歯の黄ばみだけでなく、口臭や歯周病のリスクも高まります。

美しい歯を維持するためには、喫煙の習慣を見直すことが不可欠です。禁煙が難しい場合でも、1日の本数を減らすことで、少しずつ影響を減らすことが可能です。

まとめ

白い歯を見せて笑う二人組の女性

歯のホワイトニングは、見た目の印象を大きく変える美容的な施術として、多くの人に選ばれています。

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングといった施術方法にはそれぞれ特徴があり、費用も異なります。また、施術費用だけでなく、カウンセリングやクリーニング、メンテナンスにかかる費用も事前に把握しておくことが大切です。

さらに、ホワイトニングの効果を持続させるためには、日常的なケアや生活習慣の見直しが欠かせません。自分の目的やライフスタイルに合った方法を選ぶことで、後悔のない選択につながるでしょう。

ホワイトニングを検討されている方は、額田郡幸田町の歯医者「やまもと歯科醫院」にお気軽にご相談ください。

当院は、補綴歯科専門医として患者様の口腔の健康と快適な生活を支える治療を提供することに全力を尽くしています。診療案内ページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。